人気ブログランキング | 話題のタグを見る

映画「コーラス」

映画「コーラス」_d0054942_0542026.jpg


あらすじも書いちゃうので、この映画をみる予定の人はこれ以上読まないでよ。

主人公のおっさんが学校に赴任します。
その学校は両親を戦争でなくしたり、罪を犯した子が集まるとこで、
校内は荒れまくり。
イタズラをする子がいたり、授業中に先生の話をきかないのはあたりまえ。
その学校の校長の方針で悪さをした子には体罰を与たり、牢屋みたいのところに
閉じ込めたりします。それでも子供たちの悪さはおさまりません。
そんな状況を打破しようと主人公のおっさんがんばります。
もともと音楽をやっていたので、コーラス部を結成して、日々練習に励みます。
はじめは生徒の中に反発する子がいたり、同僚の先生からも白い目でみられます。
それでも主人公のおっさんあきらめません。
コツコツ練習を重ねていくうちに、コーラス部のレベルはうなぎのぼり~
主人公と生徒達の距離が歌の練習を重ねる度に縮まっていきます。
気づくとはじめは白い目で見ていた同僚の先生も協力してくれるようになり、
その歌の輪が学校全体に広がっていきます。
途中かなりワルの転校生がやってきて、いろいろ問題を起こしますが、
それらを乗り越えて、
ついにはその学校の支援者である婦人の前で、歌を発表することに。
その歌はとても心に響くもので、婦人は感動のご様子。
上の写真の子がソロパートで歌う部分があるのだけど、そこは圧巻。
無事に発表を終えた、主人公のおっさんと生徒達。
これからみんながさらにまとまっていくぞ!ってときに、学校に火災発生。
その責任をとらされて、主人公のおっさんはクビに。
ご立腹の校長は主人公に生徒との別れを告げることも許しません。
一人さびしく学校を去っていた主人公めがけて、生徒は自分達の気持ちを伝えようと
紙にそれぞれの思いを書いて、それを紙ひこーきにして飛ばします。
主人公のおっさんと生徒達の最後の別れです。
学校の最寄のバス亭でバスを待っていると、少年が一人やってきます。
彼の名は“パピノ”。教え子の一人です。
彼は主人公が学校に赴任したときから、
毎週土曜日には校門で両親が来るのを待ってました。
来る日も来る日も両親を待ったけど、いつまでたっても両親はやってきませんでした。
「両親は戦争で死んでしまったんだよ」と教えてあげても、
小さい子なので理解できないのか、
現実が受け入れられないのか、ひたすら両親を待ち続けてました。
主人公のおっさんは彼がバス亭にきたとき、1度はいっしょに連れていけない。
と断るのだけど、結局いっしょに連れて行くことに。
主人公と彼が旅立ったのは土曜日でした・・・
という学校時代の話を、主人公のおっさんが死んだと知らせを受け、
久々に再開したパピノとソロで歌った子が、
主人公がその当時つけていた日記を読みかえしながら回想する映画。

以上があらすじです。
映画をみた記憶だけで書いてみたので多少お大目にみて下さい。

この映画は泣けそうなところがたくさんあり、心温まる作品でした。
それに話の進んでいくテンポがよくて、見ていて心地がよかったです。
みんなの歌がうまくなっていくのがはっきりとわかるので面白かったです。
おすすめの作品です。
by koedokko | 2006-05-06 02:06
<< 府中の新スポット 羊山公園へ行ってきました。 >>